こんにちは はちみつマイスターのひろたです!
本日はWEBサイトにお越しいただきありがとうございます。
皆さんは国産ハチミツを選ぶとき何を基準に選んでいますか。
私は、毎日採れたてハチミツを食べて美味しい日々を過ごしています。
ぜひ皆さんにも本物のハチミツRAW HONEYに出会い
この感動をを味わってほしいと思いました。
しかし皆さんからいただく質問の中で一番多いものが、
混ぜ物が入っていない本物のハチミツですか?
なんです。皆さんも薄々国産だから安心、純粋と書いていても天然ではないことを
感じていらっしゃるのではないでしょうか。
国内流通のハチミツは、はっきりていろんなものがあります。
しかしミツバチと向き合い丁寧に作っている養蜂家もたくさんいるのが現状です
今回、日本のハチミツの現状を否定するのではなく、
皆さんに国産ハチミツの本当のことをご理解いただければ
今後迷うことなく選んでいただけるのではないかと思いこのブログを書く決意をしました。
そして私の思う本物のハチミツRAW HONEYとはどんなものかも
合わせてお伝えしたいと思います。
私は日本はちみつマイスター協会のハチミツ講座を受講し
日本のハチミツの本当のことを学びました。
そこでまず、日本の4種類のハチミツをご紹介していきます。
日本のハチミツは4つに分かれている
日本のハチミツは、一般社団法人全国はちみつ構成取引協議会が
「ハチミツ類の表示に関する公正競争規約」の中で、次の4つに分類しています。
1.ハチミツ
ミツバチが花の蜜を集めて、巣にためて保存した自然の甘いもの。
2.甘露ハチミツ
ミツバチが花の蜜や昆虫の排泄物を集め巣にため存した、自然の甘いもの。
3.巣ハチミツ
幼虫のいない新しい巣に、ミツバチが溜めたハチミツか、甘露ハチミツで巣全体か一部の巣ハチミツのまま販売しているもの。
4.巣ハチミツ入りハチミツ
ハチミツの中に巣ハチミツを加え販売しているもの。
1.花の蜜からできたハチミツ
これは皆さんがよくご存じの
花の蜜を集めてできた花ハチミツです。
性状は花の種類により変わりますが淡い黄色や濃い色で
花の香りがするとろみのあるハチミツです。
さらに花ハチミツは2種類に分かれる
①1種類の花から採れた単花蜜:西洋ミツバチが集める
②複数の花から集められてきた百花蜜:日本ミツバチ・西洋ミツバチが集める
弊社が飼育しているのは1種類の花(単花蜜)から集める「西洋ミツバチ」。
西洋ミツバチは、蜜源植物が同じでも巣箱ごとに味が違います。
ほとんどのハチミツにいえることですが
ハチミツは寒くなると固まります。
多くの養蜂家は常温で一斗缶で保管しているので
固まったハチミツを外に出すために
熱をかけてサラサラに戻す業者がほとんど。
業者によりさまざまな温度と溶解法をとっていますが
私が直接聞いた話だと
・ホットプレートの上にのせていたり
・お風呂につけて溶かす
などがありました。
そこで私たちは、以下の事に気を付けて
とびっきり美味しい「単花蜜」にしています。
例えば、みかん蜜を採るためのこだわりは
・美味しいみかんを作る農家さんの畑に置かせてもらう。
・ミカンの品種にこだわる。
・みかんの開花時期を予測し、最適な日に巣箱を置く
・事前に巣の中を空にし、開花と共に純粋100%の濃度の高いみかん蜜が溜まる様にする。
・ミカンの採蜜量を予測し、それに合わせてミツバチの巣箱の数を決める。
・溜まった蜜を採取する日は、最高に美味しい1日。
・数%しか採れない、みかん飴の様に濃厚なみかん蜜を「極」に選別。
・採蜜したその日から30度の専用保管庫で保存し美味しさそのまま
上記の1つでも怠ってしまうと、みかん飴の様な風味は口に広がりません。
私たちは、美味しさで感動していただきたい一心で、
一つひとつの工程を飛ばすことなく、丁寧に実施しています。
2.花の蜜や虫の排泄物からできた甘露ハチミツ
ハニーデューハニーと呼ばれ
植物の樹液を吸う昆虫の排泄物または
植物の分泌物をミツバチが吸って集めたもの。
黒蜜のような深みのある味わいです。
もみの木などの針葉樹の樹液に由来しますが
日本ではあまり生産されていません。
3.巣に入ったままのハチミツ(巣ハチミツ)
巣蜜(巣みつ)は、「コムハニー」とも呼ばれ
ミツバチが巣にためた自然のままのハチミツです。
なので絶対に本物!
美味しそうですよね。
まわりはミツロウまでコーティングされているので
ミツロウとハチミツを一緒に食べることになります。
普通のハチミツとは異なり、
ハチミツを飲み込んだ後は、ガム状のミツロウが口に残ります。
巣ハチミツをパンケーキにかける方もいらっしゃいますが、食べにくいです。
量の割に高価なので、一度経験するのには良いのではないかと思っています。
弊社でもお問い合わせをいただくのですが
大量のハチミツと花粉を使っできた巣ハチミツ。
それを作るミツバチの春夏の寿命はたったの30日。
大変希少なものなので販売はしておりません。
4.巣ハチミツが入っているハチミツ
ハチミツに巣蜜(巣みつ)「コムハニー」を漬けたもの。
最近、出てきたもので流行っているようです。
よく考えたなあ…と感心しました。
ハチミツと巣蜜のどちらも「RAW HONEY」であることが望ましいのですが
寒くなると固まるのでハチミツに熱をかけてサラサラに戻したものであることがほとんど。
養蜂家直営店でなければ、本当のことは分からないのが現状です。
国内で採れたハチミツの表示例
4種類の日本のハチミツについて養蜂家の裏事情も付け加えてお伝えしました
食べてみたいと思ったハチミツはありましたか?
ハチミツの種類も大切ですが
皆さんが知りたいのは本物のハチミツかどうかの見分け方ですよね。
一般社団法人 全国はちみつ公正取引協議会 公正競争規約食品表示法で
はちみつ類の表示に関する公正競争規約は次のような表示を義務づけています。
表示で必要なのはハチミツとしてのみ。
だからそのハチミツがどんなのもか知りたいから探してるんだって!
と言いたくなりませんか。
だから皆さんはこぞって「本物」を探し求めているのだと思います。
次はラベルデザインでの見分け方を見てみましょう。
特定の表示 はちみつ類に関する校正競争規約
これは昔からなじみのあるハチミツ。
子どもの頃、ハチミツだとこれ!と思い込んでいました。
「純粋ハチミツ」「レンゲ印」「公正取引」
の文字が印象的ですよね。
しかし、今では「純粋」という言葉も信用できなくなっているのではないでしょうか。
ハチミツに「純粋」「天然」「生」
「ピュア」「ナチュラル」「Pure」「Natural」など
これと似た意味の内容を表示しようとする場合には
「純粋」か「Pure」という
言葉に統一して表示しなければいけないんです。
「純粋」や「Pure」と書いていても皆さんが思っているような純粋ではない
「純粋」と書いていても非加熱ではい可能性がほとんど
「天然」「生」など書いていても美味しいとは限らない
などがあります。
※精製はちみつや添加物を使用したものは表示することができません。
はちみつマイスターが教える偽物から身を守るための条件
日本のハチミツは4つに分かれていることが分かったと思います。
しかし「国産」だから安心
「純粋」だから非加熱
「天然」とかいているからそのままではない!のです
確実に本物のハチミツを手に入れるには
信頼のおける養蜂家に直接確認するのが一番です。
①養蜂家の理念を確認
・どのような理念でミツバチやハチミツを扱っているか
・蜜源植物が豊富か花を育てているか餌をあげているか
・巣箱の置き方とその環境
②養蜂場の環境
・土地と蜜源植物の環境
・採蜜の方法
・瓶詰めまでの方法
・品質の維持
・保存方法
③周辺の環境
・農薬を散布している畑がないか
・周りに民家がないか
・大気汚染がないか
・水質の汚染がないか
私たちはこれらすべてを気を付けているハチミツのみを
本物のハチミツRAW HONEYと呼んでいます。
気になった方はこちらからご覧くださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。