はちみつレシピ

今、話題の「はちみつ紅茶」とは?その効果と紅茶と相性のいいはちみつを紹介

 

はちみつ紅茶とは?

今、はちみつ紅茶が話題になっているのをご存じですか。

はちみつ紅茶とは
紅茶にはちみつの香りや甘みをプラスしたもの

 

紅茶会社やはちみつ業者も次々に「はちみつ紅茶」を発売し、
今では国内で数十種類も販売されています。

はちみつマイスターひろたも、はちみつ紅茶の愛好家。
私の場合はいろいろな紅茶の種類にはちみつをあわせて楽しんでいます。
そこで今回は、はちみつ紅茶の効果とおいしい組み合わせをご紹介したいと思います。

最後に美味しいはちみつ紅茶の入れ方も書いていますので参考にしてくださいね。

はちみつと紅茶は合うの?

紅茶の香りにホッと一息つく癒しの時間に、もうひとつの魔法の素材を加えてみませんか。それが「はちみつ」です。

甘くて濃厚なはちみつと、芳醇な紅茶の組み合わせは、きっと驚きと喜びをもたらしてくれます。でも、本当にこの二つは合うの?と思いませんか。
そこで今回は、はちみつ紅茶の魅力を探っていきたいと思います。

はちみつ紅茶に合う!3種類の紅茶×はちみつ

 

花の種類が違えば、はちみつの味が違うように、紅茶にも様々な種類と味があります。はちみつと相性がいい紅茶は、すっきりとしていてコクのあるものがおすすめです。

 

はちみつと相性のいい3種類の紅茶

1.ダージリン
2.アッサム
3.セイロンティー

それそれの紅茶の特徴と相性のいいはちみつをご紹介します。

ダージリンティー×烏山椒(カラスザンショウ)はちみつ

 

ダージリンティーは、「紅茶のシャンパン」とも呼ばれるほど、その繊細で複雑な風味が特徴です。「マスカテルフレーバー」と呼ばれる、ブドウやマスカットに似た香りは、特にセカンドフラッシュ(一年で二度目の収穫時期の茶葉)で強く感じられます。

・ファーストフラッシュ(春摘み): ライトでフローラルな香りが強く
明るい色合いと爽やかな味わいが特徴
・セカンドフラッシュ(夏摘み):  より濃厚で、マスカテルフレーバ
ーが強く感じられることが多い​

濃厚で香りが強いダージリンティーに合うのは「烏山椒(カラスザンショウ)はちみつ
このはちみつも同じく濃厚で柑橘系の爽やかな風味とみかんの皮のようなスパイシーさがあります。ダージリンティーに負けない濃厚な味は、はちみつ紅茶にすることで、さらに美味しさを引き立ててくれます。

アッサムティー×山桜はちみつ

 

アッサムティーは淹れたときの香ばしさと、飲んだときにの自然な甘みの「モルティな甘さ」が特徴です。

カフェイン含有量が比較的に高く、朝の目覚めや昼のリフレッシュに適しています午後の活力が必要な時にぴったりです。

アッサムティーに合うのは「山桜のはちみつ」です。
口に含むと酸味が口一杯に一気に広がる山桜は、香りが口から鼻に抜けたあとも香りが追いかけてきます。

モルティな甘さと渋味のあるアッサムティーには、酸味と花の風味に特徴がある山桜はアッサムティーのコクに負けないので風味がマッチしておすすめです。

セイロンティー×櫨はちみつ

 

セイロンティーは渋み、甘み、酸味がバランスよく調和しており、飲みやすい紅茶です。ほのかに柑橘系のフルーティーな香りがし、これはスリランカの気候と土壌が紅茶に与える影響によるものです。

セイロンティーにおすすめしたいはちみつは「櫨(はぜ)はちみつ」です。
清涼感がありすっきりとした甘さの櫨はちみつはフルーティーな香りがするセイロンティーと合わせることでさらに口当たりがよくなり、豊かな風味を楽しむことができます。

 

はちみつ紅茶の効果・効能

はちみつ紅茶は、その美味しさだけでなく、健康効果も期待できる飲み物です。次に、はちみつ紅茶の主な健康効果を紹介します。

1.風邪予防と喉のケア

 

はちみつには抗菌作用があり、喉の痛みや咳を和らげる効果があります。紅茶に含まれるカテキンと組み合わせることで、風邪予防にも効果的です。

 

2.抗酸化作用

 

紅茶に含まれるポリフェノールと、はちみつに含まれるフラボノイドはどちらも抗酸化作用があり、体内の酸化ストレスを軽減し、老化を防ぐ効果があります。

3.消化促進

 

はちみつには消化を助ける酵素が含まれており、紅茶と一緒に摂取することで胃腸の働きをサポートし、消化不良を改善する効果があります。

 

4.リラックス効果

 

はちみつの甘さと紅茶の香りはリラックス効果をもたらします。特に夜寝る前に飲むことで、心身をリラックスさせ、安眠を促す効果があります。

5.エネルギー補給

 

はちみつは天然の糖分を含んでおり、即効性のあるエネルギー源として機能します。運動前や疲れた時に飲むことで、素早くエネルギーを補給できます。

6.免疫力の向上

 

はちみつにはビタミン、ミネラル、アミノ酸が豊富に含まれており、免疫力を高める効果があります。紅茶の抗菌作用と相まって、病気に対する抵抗力を強化します。

7.血糖値の安定

 

はちみつは精製された砂糖よりも血糖値をゆっくり上昇させるため、血糖値の急激な変動を防ぎます。紅茶と一緒に摂取することで、穏やかな血糖値のコントロールが期待できます。

8.美肌効果

 

抗酸化作用に加え、はちみつに含まれるビタミンCやビタミンB群が肌の健康を保ち、紅茶に含まれるカテキンが肌のトーンを明るくする効果があります。

話題のはちみつ紅茶の作り方

 

リラックスタイムに、心と体を優しく包み込む一杯のはちみつ紅茶はいかがですか。簡単に作れる、はちみつ紅茶のレシピをご紹介します。

必要な材料

  • 紅茶のティーバッグまたは茶葉:1杯分
  • 熱湯:250ml
  • はちみつ:お好みの量(通常はティースプーン1~2杯)
  • レモンスライスやシナモンスティック(お好みで)

 

はちみつ紅茶を作る5つの手順

  1. お湯を沸かす:
    • ケトルまたは鍋で水を沸騰させます。
  2. 紅茶を淹れる:
    • マグカップやティーポットにティーバッグを入れ、沸騰したお湯を注ぎます。
    • 茶葉を使う場合は、ティーポットに茶葉を入れてお湯を注ぎます。
  3. 蒸らす:
    • 紅茶がしっかりと抽出されるように、3~5分程度蒸らします。蒸らす時間は紅茶の種類やお好みによって調整してください。
  4. ティーバッグまたは茶葉を取り出す:
    • 蒸らし終わったらティーバッグを取り出すか、茶こしを使って茶葉を取り除きます。
  5. 粗熱がとれたらはちみつを加える:
    • はちみつをティースプーン1~2杯加え、よくかき混ぜます。お好みの甘さになるように調整してください。

はちみつ紅茶を入れる時の注意点

 

お湯の温度に注意

はちみつは高温で風味と栄養が損なわれるものもあるため、お湯の温度を80度以下にするのが理想的です。お湯を少し冷ましてからはちみつを加えると良いでしょう。

適量を使う

はちみつは温度の高いもの見入れると甘みを感じにくい性質があります。紅茶一杯に対して小さじ1杯程度から始め、好みに合わせて調整してください。

はちみつの種類

はちみつの種類によって風味が異なるため、紅茶の種類や好みに応じて適切なはちみつを選ぶと、より美味しくいただけます。

はちみつを入れると紅茶が黒ずむ理由:紅茶の中にはちみつを入れると、紅茶が黒ずむことがあります。これは、はちみつに含まれている鉄分と紅茶成分のタンニンが結合してタンニン鉄になるためです。黒くなっても、身体に害はないないので安心して飲んでください

また鉄分の少ないはちみつを選べば、紅茶が黒ずむのを防ぐことができます。
鉄分の少ないはちみつは比較的色が薄いものになります。

 

アレルギーに注意

はちみつにアレルギーのある方や、一歳未満の乳児には与えないようにしましょう。

これらの注意点を守ることで、健康的で美味しいはちみつ紅茶を楽しむことができます。

 

最後に

美味しいはちみつ紅茶で心も体もリフレッシュしながら、豊かな風味を楽しんでください。はちみつと紅茶の絶妙な組み合わせが、日常に小さな贅沢をもたらしてくれます。

様々なペアリングを試して、新しい発見を楽しんでくださいね。読んでくださってありがとうございました。